ＯＮＥが投稿した体験談一覧

友人を訪ねて初めて香港に行ったのですが、友人に１日仕事が入ってしまったため、独りでツアーに参加しました。参加したのは土曜日です。
もともとは黄大仙に行きたくて「香港＆九龍見所１日観光」に申し込んでいたのですが、実施日近くになっても最少催行人数に達せず、担当者さんからの勧めで既に催行決定していた本ツアーに変更しました。参加してみて、こちらのツアーにして正解だったと思いました。

当日、本ツアーの参加者は、私のほか夫妻１組の計３人。これに午前のみ・午後のみのツアー（恐らく、モーニング香港ハイライトとアフタヌーン香港でしょう。）参加者が合流し、午前５人、昼食３人、午後６人という規模でした。
集合場所のホテルロビーにいると、ガイドさんがＡ４用紙に「パンダバス」と書かれたプレートを掲げて来てくれました。


参加して、とても満足のいく内容でした。特に良かったのは次の点です。

●ガイドさんの説明がわかりやすく、接客態度がとても良い。特に印象的だったのは、ご高齢の方がお１人いらっしゃって、手を引いてあげたり、車内での安全に特に気を遣ったりと、細やかな気配りをしていたことです。
●ピークトラムに優先乗車できる。まだ午前10時頃だというのに、山麓駅にあんなに行列ができていたとは･･･。優先乗車できなかったら、60～90分待ちは当たり前だったでしょう。ひどい時は150分待ちという時もあるそうで、それだけあれば徒歩でビクトリア・ピークを登れてしまうとガイドさんが言っていました。
●公共交通機関で行くなら路線バスを使わないといけない香港島の南側（アバディーン、レパルスベイ、スタンレー・マーケット）に連れていってもらえる。初めての香港なので、独りで路線バスに乗るには勇気が要りましたが、その必要がない。また、路線バスルートの道路は結構渋滞していましたが、ツアーバスは別の道から行ったので相当スムーズでした。

スタンレー・マーケットでは、ガイドさんの勧めで香港伝統の「花文字」をお土産に書いてもらいました。「花文字」を書いてくれるお店はビクトリア・ピークはじめ、各所にありますが、ガイドさん曰く、ここの先生が一番上手で、以前書いてあげたお客さんがその後台湾総統になったという『開運実績』があるとのこと。

昼食は、本ツアー参加者全員が通常の「市内レストラン」を選択しており、参加した時は華星海鮮酒家（香港の友人も行ったことがあると言っていました。）というお店で、１つの円卓で会話しながら食べました。衛生状態に問題なく、美味しかったです。焼ソバは４人未満だと省略されてしまうとのことでしたが、それでも点心あり・炒飯ありと、むしろ焼ソバなしで適量でした。

非常に効率よく香港島を観光することができ、とてもオススメです。
ちなみに、黄大仙は地下鉄駅すぐで、その後独りで簡単に行けました。

過去のツアー参加体験談を読んで、席順でバタバタするくらいなら、上乗せ金額も大したことないので、悠々と乗り込もうと思い、最前席指定でツアーに申し込みました。土曜日の夜、１人です。

集合場所にカオルーンホテルを選択したので、20：00～20：13のシンフォニー・オブ・ライツを見て、それから集合場所へ。20：25頃に到着し、一般申込の参加者に先んじて最前列に案内してもらいました。この日は満席だったそうですが、最前席指定は自分だけ。４席あるうち、道の中央に近い右端の席を選びました。
その後、一般申込の方々がガイドさんの先導に従い、きちんと一列になってバスにやって来て、先頭のグループから好きな場所へ。最前列があと３席残っていましたので、先頭グループが着席しました。私のように上乗せ金額を払って確保するか、当日に１番乗りするか、これは各自の考え次第ですね。

ツアー内容は満足のいくものでした。参加してみての感想を列挙してみると、次の通りです。
●ツアー会社でどうこうできる内容ではありませんが、ネイザンロードの電飾看板も、かつての香港映画より少ないんだなというのが第一印象です。しかし、私の参加した11月下旬から、街中はクリスマスイルミネーション！香港の友人曰く、イルミネーションはそのまま旧正月明けまで続くそうで、ネイザンロード以外にも、各所で華やかなイルミネーションを見ることができました。
●オープントップバスツアーのもう１つの楽しみは、夜風をきって、街路樹やトンネル天井・看板すれすれを通っていくジェットコースター気分です！最前列は、前方の看板を写真撮影しやすいだけでなく、開けた視界でその気分を存分に楽しめたり、「前の車にぶつかる!?」というヒヤヒヤ感（実際の車間距離は問題ないのですが、ボンネットのないバスの最前部にいることと、普段体験しない高い目線で見ていることからの錯覚なんですが。）を味わったりすることができました。
●集合場所はカオルーンホテルの方がオススメです。一般申込の場合、最初の集合場所で乗る方が当然、座席の選択肢が多いです。この点、最前席指定なら関係ないのですが、それでも、(1)シンフォニー・オブ・ライツを見てからツアー参加できる、(2)ジェットコースター気分を特に味わえる地下立体交差部分を１回多く通過する、というメリットがあります。
●今回は右端席に座りましたが、個人的には左端席の方が良かったかも。参加した時のルートでは、右端席だとネイザンロードは道の中央近くで見れたものの、女人街など賑やかなマーケットは進行方向左側に広がっており、自分の撮りたいと思ったものが左側にあることが多かったので。
●風をきって走るので、体感温度は下がると思った方がいいです。私も走り始めてから１枚羽織りました。

ほかの方の体験談を呼んでいると、評価にばらつきがあるようですが、少なくとも私が参加した時のガイドさんは良い方でしたし、座席のことで嫌な思いをすることもなく、とても楽しめました。